新潟えきなかこども園

2022.09.06

紙粘土活動(きりん組)

今月からきりん組では紙粘土を使った活動をしています。紙粘土を使った活動はこれまでもしたことがあり、みんな楽しみにしていました。

紙粘土で遊んできたことで気がついたことがあります。「乾くとカチカチに固まってしまうこと」「紙粘土でパーツを作ってくっつけても乾くとポロポロ外れてしまうこと」です。

ポロポロとパーツが取れてしまうことで残念な気持ちになったこともありました。

「パーツが外れないようにするにはどうしたらいいかな?」前にみんなに聞いたことがあります。

子どもたちはじーっと考えていました。

「中に何か入れればいいんじゃない?」

「何かってなにがいいと思う?」

またまたじーっと考えます。

「わかった!!骨を入れればいい!!」

「骨??」「骨はどこにあるの?」

などと話しが続いていきます。

その時!!

「煮干しを入れればいい!」と言ったお友達がいました。すごい発想ですね。確かに煮干しは骨が丈夫になるって聞くものね。

結局、骨のかわりに割り箸をいれて、パーツが外れないようにしよう…と決まりました。

まずは作りたいものをイメージして設計図を描きます。

今回のテーマは「自分」です。

自分の体をよーく見て…

ポーズも考えます。

きりん組の部屋を町にしようと思っているのですが、その町の住人になります。

設計図の完成でーす。スタイリッシュなポーズ、元気なポーズ、虫取りをしているポーズ…みんなそれぞれデザインを工夫しました。素敵!!

さて別の日のことです。

いよいよ紙粘土で「自分」を作ります。

しっかり立つように作ってくださいね…。みんな張り切って取り組みます。

が…

設計図のように作りたいのですが…

設計図の「自分」の脚はスラっとしています。スラっとした脚を作ると、「立つ」ことができず、グニャっと倒れてしまいます。いろいろな気持ちを飲み込み、どっしりとした脚にしていました。きりん町の住人にするためですものね!

ハイ!どっしりとした脚で立ち上がりましたよ。素晴らしいね。数日乾かします。

乾いたら、石のように固くて重くなりました。

今日は色付けしましょう。

だんだん、住人っぽくなってきました。出来上がりをお楽しみに!!

 

 

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