酪農体験に行きました。(きりん組)
今日は、きりん組が農業大学校へ行き、酪農体験をしてきました。
「新潟えきなかこども園、きりん組です。」「今日はよろしくおねがいします!」と農業大学校の先生と学生さんに挨拶しました。肉になる牛の専門の先生や乳牛の先生、そして牛について勉強しているお兄さん、お姉さんが迎えてくれました。
牛舎に入る前に、長靴を消毒しました。「なんかドキドキしてきた。」と話す子どもたち…
牛舎には、お腹に赤ちゃんがいるメスの牛がたくさんいました。
おおっ!!思ったよりも大きくて圧倒されているようです。
牛さんたちにエサをあげました。エサは枯れ草でした。牛さんにとってごちそうなのだそうです。大きな舌をべローンと伸ばしてエサを食べるので、子どもたちはびっくりしていましたが、大きな声を出すと牛がびっくりしてしまうので、グッとが・ま・ん…。
目が大きくてキラキラしていて、とてもかわいかったです。そして、牛は優しくて穏やかな性格のようです。優しい目でこちらを見てくれました。エサをあげ終える頃には、「かわいいー。」と思うようになってきました。
肉牛も見てきました。こちらの牛は、大きく育てるために枯れ草だけでなくとうもろこしやナッツ、小麦などを食べるそうです。今よりももっともっと大きく育て、一年後に肉になるために出荷されるようです。
「肉、好きだけど、かわいそうになってきた。」と話す子もいました。
続いては、いよいよ乳しぼりです。
乳しぼりのコツを教えてもらいました。ドキドキ、わくわく。
牛さんのおっぱい、あったかい。
やわらかい。
乳が、ピューっと手にかかると…
「え!!牛乳なのにあたたかい。不思議。」
牛のおっぱいってすごーく温かかったです。
「牛さん、乳しぼりをさせてくれてありがとう。」
牛について質問しました。
『どうして牛を太らせるのですか?』『なんでしぼった牛の乳はあったかいのですか?』『茶色い牛と白黒の牛がいるのはどうしてですか?』
など、子どもたちが感じたこと、知りたいことを聞いていました。牛を大きく育てて肉をたくさんとるため、お母さん牛の体温が温かいから乳も温かいこと、人間も肌や髪の毛の色が違うように牛も違うこと、などわかりやすく教えてもらいました。
「命をいただく」ことが少しわかったようです。
「今日はお世話になりました。ありがとうございました。」
バスの中では、「ぼくも大きくなったらここで牛の勉強がしたい。」「牛、かわいかったね。」「これから好きな動物って聞かれたら『牛』って言おう。」なんて話していました。