紙粘土活動(きりん組)
今月からきりん組では紙粘土を使った活動をしています。紙粘土を使った活動はこれまでもしたことがあり、みんな楽しみにしていました。
紙粘土で遊んできたことで気がついたことがあります。「乾くとカチカチに固まってしまうこと」「紙粘土でパーツを作ってくっつけても乾くとポロポロ外れてしまうこと」です。
ポロポロとパーツが取れてしまうことで残念な気持ちになったこともありました。
「パーツが外れないようにするにはどうしたらいいかな?」前にみんなに聞いたことがあります。
子どもたちはじーっと考えていました。
「中に何か入れればいいんじゃない?」
「何かってなにがいいと思う?」
またまたじーっと考えます。
「わかった!!骨を入れればいい!!」
「骨??」「骨はどこにあるの?」
などと話しが続いていきます。
その時!!
「煮干しを入れればいい!」と言ったお友達がいました。すごい発想ですね。確かに煮干しは骨が丈夫になるって聞くものね。
結局、骨のかわりに割り箸をいれて、パーツが外れないようにしよう…と決まりました。
まずは作りたいものをイメージして設計図を描きます。
今回のテーマは「自分」です。
自分の体をよーく見て…
ポーズも考えます。
きりん組の部屋を町にしようと思っているのですが、その町の住人になります。
設計図の完成でーす。スタイリッシュなポーズ、元気なポーズ、虫取りをしているポーズ…みんなそれぞれデザインを工夫しました。素敵!!
さて別の日のことです。
いよいよ紙粘土で「自分」を作ります。
しっかり立つように作ってくださいね…。みんな張り切って取り組みます。
が…
設計図のように作りたいのですが…
設計図の「自分」の脚はスラっとしています。スラっとした脚を作ると、「立つ」ことができず、グニャっと倒れてしまいます。いろいろな気持ちを飲み込み、どっしりとした脚にしていました。きりん町の住人にするためですものね!
ハイ!どっしりとした脚で立ち上がりましたよ。素晴らしいね。数日乾かします。
乾いたら、石のように固くて重くなりました。
今日は色付けしましょう。
だんだん、住人っぽくなってきました。出来上がりをお楽しみに!!